高木泰三行政書士事務所


ISO9001
 最初に聞きたい! Q&A




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ISO9001に関して、最初によく聞かれる基本的な事柄についてのQ&Aです。


ISOを導入するには、お金がかかりますよね?
はい、かかります。
しかも、結構高額になります。


コンサルタントを入れずに、自分たちで進めるにしても、認証費用はかかりますし、監査や更新の際にも費用がかかります。

また、コンサルタントを入れる場合には、当然その費用がかかってきます。


しかし重要なことは、認証等にかかる費用を、どのようにとらえるか、ではないでしょうか。

認証等の費用を、単にどうしても必要な、しかたのない「費用」として考えるのではなく、 将来、利益を出すための「投資」と考えることが重要です。

もちろん、「投資」にするための構築のしかたが必要になるのは当然のことです。



ISO9001を導入するのに、結構時間かかりますよね?
時間もかかります。

組織の規模等にもよりますが、おおむね10か月から12か月くらいかかります。



ISO9001って、建設業や製造業のためのモンでしょ?
確かに、ISO9001の考え方には、どうしてももの作りの観点がぬぐい切れていないと思います。

ISO9001とは、顧客満足のための品質マネジメントシステムですが、 これは建設業や製造業などのもの作りに限ったものではありません。

サービスにも「品質」(サービスの場合は、単に「質」とも言います。)は重要ですし、必要なのは、当然ではないでしょうか。

私は、サービス業(病院や介護施設、高齢者施設、障がい者施設、レストラン etc...)にこそISO9001の構築が必須なのではないかと、考えています。

「目に見えない」サービスこそ、決めたことをきちんとやっている、ということが、信頼につながるのだと思います。

そして、その「きちんとやってい」る、ということを第三者によって認証してもらっているということは重要ではないでしょうか。

サービスの場合、一般の利用者(お客様)には、「きちんとやっている」ところが「見えにくい」からです。


ちなみに、品質マネジメントシステムの用語の定義では、プロセス(活動)の結果である「製品」には、サービスも含まれることが、ちゃんと書かれてあります。



ISOって、大企業のためのモンでしょ?
「品質」や「質」に、企業や事業所等の規模は、関係があるのでしょうか?

中小企業や規模の小さい事業所、診療所やクリニックにおいても、大企業や大規模な病院と同様に顧客満足のために様々な取り組みが必要です。

そのためにやるべきことを前もってしっかり決めておき、それを実行していくことが重要です。

そういった取り組みに、規模の大小は関係ありません。



ウチの会社、ISOで変わりますか?
ISOを導入しただけでは変わりません。

ISOを使って、如何に会社(組織)を変えるか、ということを考えながら構築に取り組んでいくことが重要です。

それによって、他との差別化を図ることも可能です。



ISOは、とにかくマニュアルを作るのが大変! どうせ見ないのに...
残念ながら、よく聞きますね。

見ないマニュアルは必要ありませんし、そのようなISOも必要ないでしょう。

べつにブ厚いマニュアルは必要ありません。また、よそからマニュアルを持って来ても、意味がありません。

それぞれの会社等の組織で、やろう!と決めたことがちゃんと書かれてあればいいのです。

また、世に「使えないマニュアル」は山ほどありますが、わざわざ使わない(使えない)マニュアルを作らなくてもよいのに、とも思います。

マニュアルを作らないと、ISOの認証をしてもらえないじゃないか?

何のためのISOなのか、本末転倒になってしまっていませんか?



ISOというと、とにかく書類作成ばっかり!
これもよく聞くことです。ISOはとにかく書類を作るのがタイヘンだ、タイヘンだ、と。

「来月は監査があるので、急いで書類を作らないと!」
ひどい場合には「書類作成で、業務がはかどらないよっ!」

こういったことを聞くと、とりあえず思うことが2つあります。

1つは、「そんなタイヘンなものだったら、ISOなんてやめてしまえばいいのに。あんまり役立ってないようだし。
役立ってないどころか、「業務がはかどらない」というのであれば、本業にも悪影響を及ぼしています。

もう1つは、「ちゃんとコンサルタントができていないんじゃないか?」

ということです。

ISOは、「書類を作ること」が目的ではありません。

それが主になってしまっている(書類を作ることが目的となってしまっている)のは、ISOの 本筋から外れていると思います。

とりあえずマニュアルを作れば認証は得られる! と考えておられる場合に、このようなことになっているようです。

たとえ、取引先や発注者からISOの認証取得を要望(強制?)されて構築する場合でも、せっかくですからそれを機に 取り組み方を変えていってはどうでしょうか。

それが、「費用」から「投資」に変わる要素にもなると思います。



ISO9001を入れたら、儲かりまっか?
これもよく聞くことです。「書類作りがタイヘン!」と1位・2位を争うくらいに頻繁に聞くコトバです。

ISOは、それ自体が商品やサービスではありませんから、ISO9001を構築しただけでは儲かりません。

ISO9001は、組織や組織が提供する製品・サービスをよくしてくためのツールです。 そのツールを、如何に利用・活用するか、が重要なのです。


ツールの使い方を考えもせずに持っていても、何の役にも立ちませんよね。

ISOも同じです。 とりあえず取っておこう、言われたからとらなあかん、ということでは、何の役にも立ちませんし、儲けにもつながりません。



で、コンサルタントって何をしてくれるの?
当事務所の役割は、マニュアルを作成することはありません。

ましてや、マニュアルのひな形を提供する所ではありません。


ISO9001の基本は、「自分たちでするべきことを自分たちで決め、それを実行し、自分たちで見直し、改めていくこと」です。

自分たちで考えるための方向性を示したり、一緒に考えていくことがコンサルタントとしての当事務所の役割だと考えています。




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